予防 |
歯がはえ始める7〜8ヶ月ころから、濡らしたガーゼで歯を拭いてあげるようにすると、将来歯ブラシに移行するときにあまり抵抗なくやれるようになることがあります。 食べたら磨くという習慣も自然に身についてきます。 1歳を過ぎたら徐々に歯ブラシを使うようします。 これは、1歳を過ぎると離乳食になり、ガーゼで拭くくらいでは間に合わなくなるのも理由のひとつです。 はじめは歯ブラシをくわえたりしゃぶったりしておもちゃがわりに使ってももいいでしょう。 歯ブラシに対する抵抗感をなくすのが大事です。 そして、口の中をきれいにすると気持ちいいという感覚を持てるようになればしめたものです。 |
歯みがきをいやがる子供さんは意外と多いものです。 2歳前後には歯みがきの習慣をつけたいものですが、いやがってなかなかやらせてくれないと、 「いやがっているものをなにもそこまでして歯をみがかなくても。」 と歯みがきをやめてしまう方がいらっっしゃいます。 「今はいやがってもそのうち自分でやるようになるだろう。」 と歯みがきの習慣を先延ばしにしてしまう方もいらっしゃいます。面倒くさいという心理もはたらきます。 でもこの妥協は確実に虫歯をつくります。歯みがきよりもっと大変な歯医者さんでの治療ということになります。 子供に虫歯ができてしまうということは、無理に歯みがきをさせることよりはるかにかわいそうなことなのです。 子供はほおっておいても自分から歯をみがくようにはなりません。やはり親が根気よく少しづつでもいいから歯みがきの習慣をつけてあげることが大切です。 |
虫歯 |
外から見ると小さな虫歯に見えても、中はこんなに虫歯が進行していることがあります。 これが虫歯の怖いところです。 虫歯の断面 再石灰化による自然修復、つまりごくごく初期の虫歯なら元にもどるというのも、ここまでくると不可能です。治療しなければなりません。 小さく見えても虫歯を甘く見てはいけません。 |